私たちについて

美意識を高め、美意識に従う

当流では初心者、熟達者を問わず、お茶を淹れる形「お手前」を学びます。

その目的は、本来十人十色であるはずの「美意識」を共有することにあり、お手前を繰り返しお稽古することで更なる深化,或いは時代に応じた発展を目指します。

時間をかけて培った美意識と、それを伴った振る舞いは、日常見慣れた景色に変化をもたらせ、あらゆる事柄を昇華させる力があると信じています。

黄檗売茶流三世家元 通仙庵孝典

特徴と活動

一碗のお茶を通じてお互いの心を大切に

当流では、平成の幕開けとともに従来の正座での作法を取り止め、立礼式をもって基本としてまいりました。

お稽古の内容は、五碗を並べた玉露と煎茶の形稽古が中心ですが、大振りの茶碗を使った一碗手前「平成手前」を独自に考案、普及に努めております。

当流の主な活動は、国際交流や文化交流など様々な目的を持ったお茶会の主催、神社仏閣へ一杯のお茶を御奉仕、御供えする献茶式の挙行、そのほか煎茶道に興味をお持ちの方へ向けたワークショップの開催等、多岐にわたります。

これまでのあゆみ

文化を高め平安に

煎茶道 黄檗売茶流は、黄檗僧の茶礼を元に形式化、普く大衆に広めることを目的として、通仙庵巽堂(1908~1958)により創流、家元制度をとり免状を発行してまいりました。
太平洋戦争後は、全日本煎茶道連盟に発足と同時に参加、煎茶道の普及と発展に努め、現在に至ります。
二世 通仙庵弘幸、三世 通仙庵孝典へと代をつなぎ、現在は一般社団法人黄檗売茶流として活動中です。

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