お知らせ

2019.03.21

金沢煎茶会 春

煎茶道黄檗売茶流 金沢春季茶会
北陸日中文化交流会とは

煎茶道黄檗売茶流中国海外教室の皆さんが、日本でさまざまな日中の伝統文化と交流する会です。年2回春季茶会と秋季茶会を開催しています。

伝統と文化は平和を作る。

煎茶文化は、明代の末期、日本では江戸の初期に江戸幕府に招かれた福建省の隠元禅師によって日本に伝わりました。
その後、隠元禅師により開かれた黄檗宗の僧侶であった売茶翁高遊外により、煎茶は煎茶道まで高まり、文人墨客の間で楽しまれてきました。

黄檗売茶流とは
売茶翁の「一碗のお茶を、より美味しく、より楽しく味わえるように。そしてそのお茶を通じてお互いの心を大切に」という考えと、黄檗宗の茶礼をもとに発展したお手前を、売茶翁の志とともに受け継ぐ煎茶道の流派です。また、「文化は交流しないと枯渇する」という宗匠の意志のもと様々な異文化交流を行なっています。

煎茶道と古琴のかかわり

古琴は3000年の歴史があり,中国では文人の楽器と言われています。
孔子、白居易、陶淵明など、歴史上著名な多くの文人によって演奏されてきました。

東皐心越(とうこうしんえつ)禅師によって古琴が日本にも伝わってきており、菅原道真、重明親王が学んだことが知られています。

心越禅師が度々黄檗山万福寺第二代管長木庵禅師を訪ねていたため、当時、煎茶と古琴の交流もあったと言えます。

中国の文人が嗜むべきとされた「琴棋書画」の中で、古琴は一番目です。

中国の文人趣味として、煎茶もまた嗜まれてきました。

今回のお茶会は煎茶道黄檗売茶流の中国支部を中心に日本の煎茶道黄檗売茶流が協力し行われる、まさに日中交流のお茶会です。

4月6日に行うこのお茶会で、文人達に楽しまれてきた煎茶道と古琴を楽しんでください。

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